2017年 買って良かったなーと思ったもの - カメラ編 4/4 -
何か固有の商品、ではなく、トータルのソリューションではあるけど、カメラ関係で最も満足度が高かったのはアルカスイス互換マウントかな。
今まで、軽くてコンパクトな構成のときはVelbonのUltrekを、赤道儀つけた星撮り時はManfrottoのBefreeを、といった具合で三脚を運用していたんだけど、どちらもマウントに互換性がないせいで、構成変えるたびにクイックシュー付け直しが発生してて(さらに赤道儀使用時はもうひとつ自由雲台が必要で、それもそれで別のマウントだったので、3台を取っ替え引っ替えする必要があった)とても面倒くさかったんだけど、「アルカスイス互換はいいぞ。」という知らせを聞き飛びついた。
まず、ボディにクイックリリースプレーとなるL字のプレートを取り付けた。
[MENGS] OM-D E-M1 L字型のクイックリリースプレート, Olympus OM-D E-M1カメラ用
- 出版社/メーカー: MENGS Direct
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中国製?らしいが、作りがしっかりしている。おそらくオール金属製でかなり頑丈。金属製ゆえ寒いと猛烈に冷えるが、今のところノートラブル。E-M1自体もかなり低温でも動くから大丈夫だとは思うけど、ゲレンデで使ったらどうなるんだろうなー、というちょっとした不安はあるが。ひとまず現時点では不満は無し。
Ultrekには、サイズ感がちょうどいい(もともと付いていた自由雲台からわずかにサイズアップしてるが、収納にはそれほど影響なし。脚を畳んだ際にツライチにはならないけど、袋には入るレベル。)のSIRUIの雲台を装着。
- 出版社/メーカー: シルイ
- 発売日: 2013/08/05
- メディア: エレクトロニクス
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Befreeにベストマッチの雲台は見つけられなかったが、かわりにクランプ部だけ売ってるところがあったので、それを導入。
2.1 Inch Clamp for Manfrotto Befree
これはBefreeのために設計したっぽい専用品なので相性バッチリ。多少お値段はするし国内取扱が無いっぽいので購入はちょっと面倒だったが品質は十分。純正とツマミの位置が微妙に違う影響で多少のたたみにくさはあるけど、実害ない程度。
いずれもいい感じ。まずクイックシューが要らなくなったというのが一番大きい。三脚/雲台の切り替えがノーストレスで行けるだけでなく、ボディのプレートのお陰で、縦構図⇔横構図の切り替えも気軽かつ確実にできるのが嬉しい。非常に便利。
このアルカスイス互換マウントへの移行は別途尺を割いてレビューしたいレベルで大きな変化だったので、いつか別枠で。