macOS 10.15でMinecraft SkyFactory 4を遊ぶ環境の構築
はじめに
MacBook Air(2020年モデル)を買った。ゲームをやるのは力不足感がある端末だが、これでMinecraftがやりたい。バニラではなくModpackを遊びたい。
MinecraftのModpackを気軽に遊ぶ、というのであればTwitchが有名だが、TwitchからModpack(今回試したのはSkyFactory 4)を実行すると、起動するMinecraft Launcherのバージョンが古いせいなのか、起動時にエラーとなり(エラーの詳細は失念)プレイ不能だった。そのため、MinecraftからそのままModpackを起動するなどの工夫が必要と思われる。
ということで、その環境構築をしたのでそのメモを残しておく。
環境
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)
- HomebrewとHomebrew Caskはインストール済
- シェルはfish shellに変更済(好み)
目標
作業
Javaのインストール
まずはJavaの最新版(執筆時点では14.0.1)をインストールし、パスも通す。なお、コマンドはfish shellを使用している場合の例のため、別シェル(デフォルトのzshなど)を使っている場合は適宜読み替え要。
brew cask install java echo "set -x JAVA_HOME (/usr/libexec/java_home)" >> .config/fish/config.fish echo 'set -x PATH $PATH $JAVA_HOME/bin' >> .config/fish/config.fish
Minecraft自体を遊ぶならこれでOKだが、今回プレイするSkyFactory 4にはMinecraft Forge 1.12.2が必要で、そのインストール時にJava 14だとエラーになる(これもどんなエラーかは失念)。解決する手段は色々とあるのかもしれないが、今回は過去バージョンのJava 11もインストールする方向で対応。
brew tap homebrew/cask-versions brew cask install java11
執筆時点では11.0.2がインストールできた。こちらのバージョンはjarファイル実行に使うだけなのでパスを通す必要は無い。
Minecraftのインストール
brew cask install minecraft
インストールしたら一旦適当なプロファイルを作ってゲームを起動しておく。(フォルダ等の初期構築を済ませておく)
Minecraft Forgeのインストール
次はMinecraft Forgeをインストールする。SkyFactory 4が使用するForgeのバージョンは1.12.2-14.23.5.2838らしいので、それをダウンロードする。また、ダウンロードしたjarファイルはそのまま実行するとパスを通した方(最新版)のJavaが起動してしまうので、Java 11の方を指定して実行する必要がある。なのでコマンドで起動。
cd ~/Downloads wget https://files.minecraftforge.net/maven/net/minecraftforge/forge/1.12.2-14.23.5.2838/forge-1.12.2-14.23.5.2838-installer.jar /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-11.0.2.jdk/Contents/Home/bin/java -jar ~/Downloads/forge-1.12.2-14.23.5.2838-installer.jar
Twitchのインストール
brew cask install twitch
インストールしたら起動してSkyFactory 4をダウンロードする。~/Twitch/Minecraft/Instances
配下にSkyFactory 4
フォルダができる。
プロファイル作成
Minecraft Launcherを立ち上げ、起動構成から新規プロファイルを作成する。 以下のとおり指定する。
バージョン
release 1.12.2-forge1.12.2-14.23.5.2838
ゲームディレクトリ
/Users/xxxx/Twitch/Minecraft/Instances/SkyFactory 4
JVMの引数
- 先頭の
-Xmx2G
を-Xmx8G
に変更 (※変更後の値は任意。)
- 先頭の
おわりに
以上の手順を踏めば、Minecraft LauncerからSkyFactory 4が起動できる。未確認だが、もしModpackの更新があった場合、Twitchから更新すればよいはず。
ちなみに、この環境ではSkyFactory 4の起動に4分ほど掛かる。起動してしまえば(グラフィック設定を処理優先にする等の必要はあるが)それほどストレスなくプレイ可能。概ね、冷却ファンが回らずに済む程度か、回っていることが気にならないくらいの負荷状態。まれに高負荷になることもあるが、どういう状況/状態でそうなるかは不明。