メモ置き場

いろんなメモを置いておく場所。自分用ですが、誰かの助けにもなるかも。

ソロキャンプツーリングに行ってきた記録

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目的地

富士五湖の一つ、西湖。自宅(東京都江東区)から約150km。移動手段はスーパーカブ110cc(JA07)。連休中にあの辺に行く、ということまでは決まっていたが、今日明日で行くぞ!と決めたのは当日だし、具体的な目的地(キャンプ場)が決まったのは出発してからという慌ただしさだった。

持ち物

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キャンプツーリング自体は初めてで、そもそも泊まりがけのツーリング自体ほとんど経験が無かった(たぶん今回で2回目)ので、適切な荷物量というのがイマイチわからなかったが、必要そうなものを考えて持参。一通りのものは出番があったので、過剰ってことは無いと思うけど、パッキングのやり方は練習が必要と感じた。今回はキャリア(純正キャリア)に荷造り紐で縛り付けつつ、ザックは股のところに挟み込むという、なんとも不安定な形になってしまった…。

持っていったもの

  • テント
  • グランドシート
  • 寝袋(快適温度下限が+10℃くらいのものを2つ)
  • テントマット
  • ウィンドブレーカー
  • ダウンジャケット
  • 歯ブラシ
  • サングラス
  • エコバッグ
  • クーラーバッグ
  • カメラ
  • 三脚
  • ブラックライト(三脚に貼った蓄光テープにあてるため)
  • テーブル(2つ)
  • 椅子
  • アルコールストーブ
  • マグ
  • クッカー
  • ランタン
  • メガネ
  • コンタクトレンズ
  • 着替え
  • 日焼け止め
  • 十徳ナイフ (2018/05/18追記)
  • ハクキンカイロ (2018/05/18追記)

道中で調達したもの

  • 虫除けスプレー
  • ウエットティッシュ
  • バスタオル
  • 割り箸

持っていかなかったけど持っていくべきだったもの(≒忘れもの)

  • テントを拭く雑巾
  • サンダル
  • カメラ用予備バッテリー
  • ヘッドライト(今回は満月近かったから要らなかったが本来は必須)

行程

江東区を出発し、新橋、六本木、渋谷を経て246で西に行き、厚木に入ったあたりから北上していくルート。帰路はその逆。(後述する道間違い等の影響で、細かい部分では違ったけど。)

今回、ナビはGoogleマップのルート案内を使用した。画面を見る余裕は無いので、音声案内をヘルメットに装着したBluetoothスピーカー「聴くだけブルートゥース2」に飛ばして、その音声案内だけを頼りに進む、という形を取った。

全体的に概ね順調だったが、Googleマップの音声案内は、曲がる交差点の名前や目印などは教えてくれないので道を間違えてしまったことが何度かあった。やはり音声だけに頼るというのは難しい部分がある。別のアプリを色々試してみて、自分にあう奴を探してみようと思う。今後の課題。

所要時間

ナビ曰く片道約3.5時間程度とのことだったが、「ナビで出た数字のだいたい倍の時間で着く」という感覚は事前にあった。実際、渋滞の影響もあり、往復ともに7時間程度かかっている。休憩は何度か挟んだけど、道中の寄り道はほぼ無し。やはり感覚通りだった。

往路はテント設営のことも考えると寄り道している余裕はほぼ無いが、復路は寄り道する余裕はありそうだ。夜までに家に付けばいいというのもあるけど、まっすぐ帰ってきてしまうと日中の日が高い時間帯にコンクリートジャングルを走ることになり、暑くてしんどいので。次にあの辺に行くときは色々寄ろう。

ヤエー

バイク同士が山道ですれ違う際、手を振ったりピースサインを出したりして挨拶をし合う風習がある。"ヤエー"というらしい。カブに乗っているということもあり、いままで経験がなかった(向こうからされたことは無かった)んだけど、今回何度かこれをすることができた。ただ挨拶をするだけなのに、これがなんだか非常に気持ちの良いもので、顔がニヤける。なんなんだこれ。凄く面白い。

転倒

往路の道中、橋の上でゴミ(プラスチック製のバケツの破片)を踏んでしまい、単身転倒。幸いにも誰も巻き込むことはなく、また、大怪我をすることもなかった。左肘と左膝を擦りむいたのと、左太腿に打撲を負った。事前に減速しておいたこともあり、痛いで済んで良かった。だが痛いは痛いで辛いので、今後はプロテクターの導入も検討しよう。「スピード出さないから長袖着てれば十分だろ」と思っていたが、思っていた以上に転倒は痛かった…。

キャンプ

今回は西湖の湖畔にある「湖畔キャンプ場」さんにお世話になった。

www.saikohan.com

富士山そのものは見えないけど、静かで大変良いところだった。道中通った山中湖や河口湖に比べると、あんまり観光地感が無いというか。人が居ないと言うか。ゆっくりとした時間を過ごさせてもらった。

設営

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テントを張るのは3回目なのである程度慣れてきたが、タープはお初だったので四苦八苦。なんとか形にはなったけど、どうもしっくり来ていない。要練習。たぶん、梁?の部分がUの字にたわんでいてはダメで、ピンとまっすぐになっていないといけないんじゃないかな。

また、設営するベストな位置・角度というのもまだよくわかってない。平らなところを選んだが、ちょっと地面が柔らかい&石混じりだったこともあり、ペグが刺さりにくいし抜けやすい、という微妙な位置だった。経験を積むしか無いか。

夕飯

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腕と機材の両方が無いため、本格的なキャンプめしは作れない、ということもあり、今回の夕飯は「ソーセージをボイルしたもの」と「冷凍枝豆を自然解凍したもの」のみとした。これだけだったのに、これが大変美味しかった。そんなに凝ったものを作らなくても、アウトドア補正でだいぶ美味しくなる。凝ったものを作ろうとすると機材等々も増えるし、今の自分にはこれでじゅうぶんかな。焼肉はちょっと魅力だけども…。

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月が綺麗な夜だった。気温もぐっと下がり、最低気温はおそらく5℃前後だったと思う。10℃の寝袋2枚重ねで快適に眠れた。快適ではあったが、寝袋を2つ持っていくというのはやはり負担が大きい。(特に化繊の寝袋。小さくならないので…。)もう少し耐寒性能の高い寝袋を1つ買い足しておいたほうが良いかもしれない。

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よく晴れた、気持ちのよい朝だった。テントやタープに結露がびっしり、という状態だったが、日差しもあり、また気温もそれなりに上がったので、きちんと乾かしてから撤収できた。ただ、撤収を始めてから終えるまで、(だらだらとやっていたこともあるが)2時間くらい掛かってしまった。結露の乾燥待ちという事情もあるにはあるが、設営と同様に、撤収も練習を重ねる必要性を感じた。

総括

はじめてのソロキャンプツーリング、トラブルもあったが大変素晴らしい旅になった。最高だった。大満足。次回、そう遠くないうちにまた行こうと思う。頑張れば片道150kmくらいは行ける、ということがわかったので、あちこち出掛けようと思う。

ちなみに、今回使用した機材のなかで、個別に感想を述べたいものもある。それはそれで別途気が向いたら。